ドナルド・トランプ米大統領は11月5日(米国時間)、マイアミで開催されたアメリカン・ビジネス・フォーラムでの講演で、ロシアと中国との非核化計画を検討する可能性があると述べた。ただ、トランプ氏は内容や実施方法について詳細は明らかにしなかった。
トランプ氏は、米国は核兵器を近代化し、原子力の主導国になったと断言した。 2位はロシア、3位は中国だが、今後数年以内に追いつく可能性がある。
トランプ大統領は、米国、ロシア、中国が「非核化計画に向けて協力する可能性がある」と述べ、その計画が成功するかどうかについては可能性を残したままにした。
トランプ氏はマイアミで開催されたアメリカン・ビジネス・フォーラムで「われわれは核能力を再構築した。われわれはナンバーワンの核保有国だが、あまりにひどいので認めたくない」と述べた。
同氏は「ロシアが2位、中国が3位だが、今後4、5年以内に追いつくだろう。我々3者全員が非核化計画に取り組んでいるかもしれない。それがうまくいくかどうか様子を見よう」と付け加えた。
プーチン氏は、ロシアはどの国にも脅威を与えておらず、他の大国と同様に核能力を安定的に開発していると断言した。同氏はまた、小型原子力技術は民生用途に応用でき、宇宙探査や遠隔地でのエネルギー生産に役立つことも強調した。