10月30日朝、パーリン軍民統合医療ステーション(クアントリ省タルットコミューン)で、ア・バオ国境警備署の軍医療スタッフが妊婦ホー・ティ・チョンさん(2004年生まれ、パーリン村在住)の体重3.3kgの息子の出産をサポートし、無事出産した。
これに先立ち、10月29日夜、妊娠36週目のチョンさんは陣痛の兆候を見せた。家族は彼女をダクロン地域医療センターに連れて行く予定だったが、長引く大雨の影響で地下の氾濫が深くなり、交通が寸断され移動できなくなった。
事件を発見したアバオ国境警備署の地元職員と軍の医療スタッフは家族を動員し、妊婦をパーリンの軍民医療ステーションに搬送した。検査を行って難産の兆候に気づいた後、部隊はダクロンコミューン医療センターのスタッフと連携し、必要に応じて手段や支援部隊を準備した。
10月30日午前7時半、妊婦に出産の兆候が見られた。軍医中佐のチャン・ミン・ヴーと軍医少佐のホアン・キム・バクが出産を直接支援した。無事に男児が誕生し、母子ともに健康状態は安定しているという。