高市氏は衆院第1回投票で立憲民主党の野田佳彦党首の149票に対し237票と圧勝し、再選を回避した。
国会議員らは高市氏の投票に拍手を送り、結果発表後は割れんばかりの拍手で迎えた。
高市早苗氏の勝利は、日本で初めて女性が首相のポストに就いたことを示す歴史的な瞬間である。
10月20日に自民党と日本改革党(JIP)の間で合意された連立合意は、野党からの挑戦をかわすために必要な支援を与え、高市氏にほぼ確実に勝利をもたらした。
高市氏は21日午前、衆院採決を前に組閣を推進した。この結果によると、JIPからの議員の入閣は見込まれていない。
メディアからの初期情報によると、林芳正氏、小泉進次郎氏、茂木敏充元外務大臣など、自民党総裁選における同氏の競争相手の一部が新政権の閣僚で重要なポストを確保する可能性がある。 10月21日午前、政府報道官の林氏と農相の小泉氏が同時に石破茂内閣を辞任した。
高市氏は自民党総裁選の選挙活動中、政権を握ったら多数の女性議員を登用する考えも示した。
連立政権の立役者の一人であるJIP政務部長の遠藤隆氏は首相補佐官に任命される見通しだ。
高市氏は元経済安全保障・内務大臣として約30年間衆議院議員を務めた。彼女は今月初め、3回目の出馬で自民党の党首に当選した。