ダウ寺は、ベトナム最古の寺院と見なされており、チークア区(バクニン省)に位置しています。この寺院は、かつてルイラウ地域の古代仏教の中心地でした。
歴史的資料によると、寺院は延応寺または法雲寺とも呼ばれ、187年に建立され、226年に完成し、ベトナム初の仏教センターと見なされています。

この寺院は、ベトナムにおける仏教の導入と発展の過程と密接に関連しています。特に、ここはインド仏教と先住民の民間信仰の交差点から形成された4つの女神である四法を祀る信仰の発祥の地です。
多くの歴史的変遷を経て、寺院は依然として、前堂、天香堂、上殿を囲む連続した建物群を特徴とする内外の建築様式を維持しています。庭の中央に際立っているのは、高さ約15mの和風塔で、空間全体に威厳のあるアクセントを加えています。
塔はレ・チュン・フン時代に手作りの焼成レンガで建てられ、現在では1793年と1817年に鋳造された銅製の鐘とが保存されています。塔の四隅には、四方を守護する神々である四位天王を祀る祭壇が置かれ、神聖さをさらに高めています。
寺院内では、観光客は高さ約2mのバー・ザウ(法雲の女神)像を参拝できます。これは、雲、雨、雷、稲妻などの自然現象に対応する、法雲、法雨、法雷、法殿の4つの法の一つです。

建築と信仰だけでなく、寺院は国家宝物であるダウ寺の木版も保管しています。木版セットは107枚のユニークな彫刻板で構成されており、そのうち92枚が二面彫刻、15枚が片面彫刻で、合計199枚の板があります。
内容は、伝説、仏教経典、古代の雨乞いの儀式を記録しており、特別な歴史的および文化的価値を持っています。

地元住民によると、寺院は毎年旧暦4月8日に最も多くの観光客を迎えます。これは、キンバック地域の古代仏教の大規模な祭りが開催され、マウ・マン・ヌオン仏を偲び、法雲を称える機会です。