マレーシア代表チームの著名な帰化選手であるセンターバックのファクンド・ガルセスは、FIFAが12か月の出場停止処分を下し、キャリア最大のショックに直面している。
AS紙によると、アラベスクラブ(ラ・リーガ)の取締役会は今季の出場選手リストから外し、早期に契約を解除することを検討しているという。クラブレベルでサッカーをする機会を失っただけでなく、ガルセスが代表チームに復帰する能力も不透明だ。

競技から追放される前、ガーセスはマレーシアチームのレベルを上げる過程で重要な要素になると期待されていた。 6月10日に行われた2027年アジアカップ予選のベトナム戦でホームチームの4-0の勝利に貢献し、印象的なデビューを果たした。
しかし、そのわずか数日後、FIFAが介入し、マレーシアサッカー連盟(FAM)による文書処理における重大な違反が発覚した。最後に、FIFAは国籍と国際大会への登録に関する規定に違反したとして、マレーシア帰化選手7名に1年間の出場停止処分を科した。

このペナルティはガルセスのキャリアに大きな影響を与えた。残りのマレーシア人選手6人も先が読めない。
数日前、マレーシアサッカー連盟はFIFAに送付した控訴書類を完成させたばかりだ。 FIFAが依然として立場を維持している場合でも、FAMはスポーツ裁判所(CAS)に控訴することができる。訴訟が終了するまでの期限は3〜6か月、つまり来年まで続くことになる。