現地時間11月10日夜、少数の民主党上院議員グループが共和党とともに、米政府再開に向けた予算案の可決に賛成票を投じた。
民主党上院議員8人が共和党に投票し、得票率は賛成60票、反対40票となった。反対票を投じた共和党議員の一人はケンタッキー州のランド・ポール上院議員だった。
予算協定は上院で可決された後、下院に送られる予定で、共和党指導者らは早ければ11月12日にも可決され、それによって史上最長の米政府機関閉鎖が終結することを期待している。
ドナルド・トランプ大統領が署名するとみられるこの協定は、連邦食糧援助などの必要不可欠なサービスを回復するとともに、数十万人の連邦職員への給与を支払うことになる。
今後の注目はマイク・ジョンソン下院議長と下院議員に向けられることになる。彼らは9月半ばから選挙区を訪れた後、ワシントンに向かう途中だ。
共和党下院議長が数日以内の会議でこの政策案を可決するには大統領の助けが必要となる可能性がある。
11月10日、連邦議会議事堂で合意が可決されることを個人的に承認するかとの質問に対し、ドナルド・トランプ大統領は「そう思う」と答えた。