タイ国家警察のサッチャイ・ピタニーラボート副司令官は先週末、ターク県(タイ)の状況を評価し、国境を越える人の流れを扱う機関に指針を与える会議の議長を務めた。
その後、サッチャイ氏はメーソート第2国境管理所へ行き、入国審査の流れを確認した。
サッチャイ氏によると、ミャンマー軍によるKKパーク攻撃後、タイ国民や外国人を含む1,233人がモエイ川を渡ってターク県メーソット地区に向かった。
このうち124人がタイの国家機構(NRM)に基づく検査プロセスを完了しており、このうち2人は人身売買の被害者と特定され、本国送還や法的手続きが行われるまで国家によって保護され、更生されている。
難民総数のうち25人はタイ国民で、残りは28カ国から来ており、最大のグループはインド人である。インド大使館は食糧支援のため職員を派遣した。

また先週末、タイのメディアは、メーソートのメーク村の向かいにあるKKパーク地区から鳴り響く3回の大きな爆発音を記録した。カレン国軍(KNA)の支配地域にある建物から煙と火が上がった。
地元住民らは、爆発前に青い光を灯した無人航空機(UAV)が複合施設上空を飛行し、その後、タイ側からはっきりと見える閃光と煙が見えたと述べた。これらの爆発は10月22日に発生した事件と似ているが、攻撃の原因はまだ特定されていない。
一方、タイの別の情報筋は、KKパーク詐欺センターでの爆発はミャンマー軍によって行われたと述べた。
タイのラジャマヌ任務部隊の司令官クント・サンソン大佐は、ミャンマー側から破壊計画と爆発地域について事前に知らされていたと述べた。
タイ当局も混乱を避けるため、国境付近に住む人々に拡声器で警告を発した。
当局によると、タイ領土への影響はないという。タイ軍は人道原則に基づき国境警備を強化し、国境を越える難民を支援している。