クズニェツォフ氏は弁護士がメディアに提供した手書きの書簡の中で、自身が「犯罪者ナンバー1」とみなされ、IS容疑者らとともに厳重警備施設に拘束されたと述べた。
クズニエツォフさんは、「イタリア人は過去2か月間、私の食事に無関心だった。この制限により私が有罪を認められると考えたが、その努力は無駄だった」と書いている。
クズニェツォフさんの親族らは、刑務所に特別な食料を送ろうとしたが拒否されたと述べ、体重が9キロ減り「疲れ果てている」のではないかと心配したという。弁護士のニコラ・カネストリーニ氏は、依頼人が固形食品をすべて拒否しているが、依然として「目覚めていて警戒している」ことを認めた。
クズニエツフさんは、イタリア当局が十分な栄養を得る権利を含むクズニエツフさんの権利が尊重されると保証したため、11月11日にハンストを終了することを決めた。
ロシアがウクライナで軍事作戦を開始した直後に起きたノルド・ストリームの爆発は、ロシアのガスをドイツに輸送するパイプラインを破壊した。

この夏、ドイツの検察当局はポーランドで逮捕された2人のウクライナ人容疑者、クズニエツォフとヴォロディミル・ジュラヴリョフの逮捕状を発行した。
「反憲法妨害行為」に関連する容疑がドイツの引き渡し要請の根拠となっている。しかし、ワルシャワ裁判所は、ウクライナ人が参加すれば「血なまぐさい紛争における法的な正当防衛」とみなされる可能性があるとして、ズラブリョフ氏の引き渡し請求を却下した。
一方、イタリアではボローニャ裁判所が先月、非公開裁判でクズニエツォフ氏の引き渡しを承認した。彼は現在、二度目の控訴を行っている。
カネストリーニ弁護士は、クズニエツォフ氏は「古い靴のようにウクライナ政府に捨てられた」と感じたと述べた。この人物は、「彼は軍隊にいた。彼らは彼が関与しているかどうかを把握しなければならず、あらゆる場合に彼を保護する必要がある」と強調した。クズニェツォフ氏はまた、隔離された状態で、武装監視下で、「最大限の制限」の下で運動しなければならなかったとも振り返った。
イタリアでのクズニエツォフ氏の最終控訴公聴会は今後数週間以内に開催される予定だ。