フィリピン大気地球物理天文庁(PAGASA)の最新の暴風雨ニュースによると、カルマエギ暴風雨はハリケーンにまで強まり、風速120km/h、最大突風は時速150kmとなっている。
フィリピン付近の暴風雨は時速25キロの速度で西南西に進んでいる。
台風19号カルマエギの中心はフィリピン東サマル州ギワンの東南東約340キロにある。
11月3日朝の予報では、暴風雨カルマエギが「最大またはピークに近い強度で初めて上陸する可能性がある」と予想されていた。
「予測シナリオと気象データに基づくと、超暴風雨レベルに達する可能性は排除されない」とPAGASAは強調した。
PAGASAの暴風雨予報官ダニエル・ジェームス・ヴィラミル氏も、カルマエギ暴風雨が急速に強まる可能性が非常に高いと述べた。
台風19号カルマエギの中心が通過する海域は海面水温が高く、さらなる発達に適している。
台風19号カルマエギは11月4日早朝に東サマール島、南レイテ島、またはディナガット諸島に初上陸すると予想されている。
この嵐はフィリピンのビサヤ諸島とパラワン島北部を通過して東海に入る見込みで、11月5日の午前か午後には嵐番号13になると予想されている。
フィリピンの気象予報士らは、地形との相互作用により嵐は若干弱まるものの、カルマエギはフィリピン本土を通過する進路全体を通じて台風のままになると予想されていると指摘した。