2026年3月3日、国家農業普及センター、ロック・トロイ・グループ、NEWGREEN社は、メコンデルタ地域における高品質・低排出米栽培における日本の先進技術ソリューションの研究、試験、応用協力を目的とした覚書(MOU)調印式を開催しました。
日本国際協力機構(JICA)は、発展途上国における社会経済的課題の解決に貢献するため、持続可能な開発目標(SDGs)に向けた中小企業支援プログラム – JICA BIZを実施しています。
このプログラムの枠組みの中で、JICAはNEWGREEN株式会社(本社:東京都高根奈市)の「青木ロボット技術(除草ロボット)による高品質で低排出の稲作支援ソリューションの構築に関する調査」に関する提案を承認しました。
ベトナムはメタン排出量削減行動計画を強力に実施しています。特に、2030年までのメコンデルタにおけるグリーン成長に関連する100万ヘクタールの高品質、低排出米の開発計画は、2023年11月に政府によって承認され、持続可能な方向への農業モデルの転換に対する強い決意を示しています。

アイガモロボットは、農薬を使用せずに雑草を抑制するために開発され、投入コストを削減し、環境への影響を制限するのに役立ちます。この装置は、太陽電池パネルと蓄電池を使用し、特殊な攪拌翼を組み合わせて水と泥を混合し、光が雑草に接触するのを防ぐモーターで動作します。
ロボットにはGPSとAIが統合されており、設定された田んぼの範囲内で自動的に動作し、動作データを記録できます。泥の攪拌プロセスは、好気性細菌の増殖も促進し、農業における重要な排出源の1つである水田からのメタンガス排出量の削減に貢献します。
JICAは、この調査が日本の技術を実践に移し、ベトナムの生産性向上、スマート農業ソリューションの応用、低排出農業の促進を支援することを期待しています。
締結されたMOUにより、3者は、日本のロボットシステムと高度な農業技術に基づいて、共同研究、モデルテスト、低排出米栽培プロセスの完成を引き続き協力して実施します。
関係者はまた、ベトナムでこの技術を生産、組み立て、普及させ、高品質で持続可能な米の作付面積を拡大することを目指しています。