世界の金価格は、エネルギー価格水準が高水準を維持し、インフレと米国の金利見通しに対する懸念が高まっている状況下で、前回の大幅な下落セッションの後も引き続き圧力を受けています。
ベトナム時間午前9時08分現在、スポット金価格は2.48%下落して1オンスあたり4,043.78米ドルになりました。一方、8月渡し金先物は0.14%わずかに下落して1オンスあたり4,044.45米ドルになりました。これに先立ち、貴金属は7月23日に約1%下落し、それによって過去2回の回復セッションで達成された増加の大部分を払拭しました。

最近の金価格は主に4,000米ドル/オンス前後で変動しています。これは、1月に記録された約5,600米ドル/オンスの史上最高値から市場が大幅な調整局面に入った後も、引き続き注目すべき価格帯です。
金に対する圧力は現在、エネルギー市場と金利の動向から来ています。ブレント原油は0.4%下落して1バレルあたり100.26米ドルになりましたが、5月以来初めてこの水準を超えた後も1バレルあたり100米ドルの水準を維持しています。WTI原油は0.52%下落して1バレルあたり91.71米ドルになりました。一方、2年物米国債の利回りは7月23日に6営業日連続で上昇しました。
原油価格の高水準はインフレ圧力への懸念を高め、それによって米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策の期待に影響を与えます。金利が高水準を維持することは、貴金属が収益をもたらさないため、通常、金にとって不利です。
米国とイスラエルが2月末にイランへの攻撃を開始した時点と比較して、現在の金価格は約25%低くなっています。この動きは、金を1オンスあたり約5,600米ドルの記録的な水準まで押し上げた長年の上昇サイクルの後に現れました。
貴金属市場では、銀価格は0.16%下落して1オンスあたり57.56米ドルとなり、前回のセッションで3.6%急落した後です。プラチナ価格は0.61%下落して1オンスあたり1,587.25米ドルとなり、一方、パラジウム価格は0.86%下落して1オンスあたり1,246米ドルとなりました。