10月29日午後、ベトナムサッカー連盟(VFF)本部で、アディサック・ベンジャシリワン副会長率いるタイサッカー連盟(FAT)の実務代表団は、10月28日にバンコク(タイ)で開催された2025年東南アジアU16・U19フットサル大会の抽選会でのベトナム国旗の誤掲示事件について説明するため、VFF指導者との作業セッションを行った。会談には東南アジアサッカー連盟(AFF)のウィンストン・リー事務総長も立ち会った。
会合では、FAT会長ヌアルファン・ラムサムを代表して、アディサック・ベンジャシリワン氏がVFF会長チャン・コック・トゥアンに送った公式謝罪文を読み上げた。書簡の中で、FAT会長は、抽選式中に誤ってベトナム国旗を掲揚した事件について、深い遺憾の意を表明し、心からの謝罪の意を表明した。 FATは、この誤りの重大性を十分に認識しており、同時に全責任を負い、再発を避けるために是正措置を講じ、組織プロセスを強化したことを断言する。
10月28日の夜、FATもファンページに公式発表を掲載し、VFFとベトナムのファンに謝罪した。 FATは、これは「意図せぬ人的ミスであり、ベトナムという国を軽視する意図は全くなかった」と強調し、これは国際イベントを主催するプロフェッショナリズムを向上させるための重要な教訓であると考えた。
VFF側はFATの探究心、率先性、敬意を持った姿勢を認め、この事件は国際トーナメントの準備と組織における深い教訓であり、地域競技システムにおけるプロ意識の向上に貢献すると確認した。
FAT代表は同様の過ちを起こさないことを誓うと同時に、東南アジアサッカーをよりプロフェッショナルで持続可能なものに発展させるという目標に向かってVFFとの緊密な協力関係を維持し続けたいと述べた。