10月15日、第8回ASEANスポーツ大臣会議の枠組みの中で、第8回ASEAN+日本スポーツ高官会議(SOMS+日本)が、ベトナムスポーツ局副局長のグエン・ホン・ミン氏と、日本のスポーツ機関のケイコ・モミイ事務局長の共同開催で開催されました。
今回の会議は、2021年から2025年の協力計画が終了し、ASEAN諸国と日本が2025年から2030年の新しい戦略の策定を開始する重要な移行期を迎えます。

長年にわたり、ASEANと日本のスポーツ協力は、身体教育、障害者スポーツ、ジェンダー平等の促進、スポーツコーチの能力向上などの分野に焦点を当てた多くの実用的なプログラムで着実に発展してきました。これらの活動は、日本の調整の下で実施されており、地域の持続可能な発展の進展に積極的に貢献しています。
会議での報告で、ASEAN事務局の代表は、ASEAN-日本スポーツ協力は現在、体育教育における人材育成、女性のスポーツ参加促進、障害者スポーツ支援、ドーピング対策の強化という4つの主要な柱に基づいていると述べました。
第7回SOMS +日本会議(京都、2024年)および実施中のプロジェクトから得られた成果は、両者からの強いコミットメントを示しています。
会議で、両者は2030年までの5つの戦略目標に合意しました。これには、体育教育におけるトレーニングと研究の拡大、スポーツにおける女性の役割の向上、統合スポーツの発展、透明性とドーピングのないスポーツの構築、現代スポーツにおける管理能力とイノベーションの促進が含まれます。

代表者は、ベトナムの技術調整の役割と、「Sport for Tomorrow」や「ASEAN Football4SDGs Forum」などのイニシアチブを通じて日本の積極的な貢献を高く評価しました。これらのプログラムは、プロスポーツを促進するだけでなく、地域社会の価値を広め、地域全体の持続可能な発展を促進します。