VNAによると、10月30日午前(現地時間)、ベトナム共産党中央委員会のトー・ラム書記長は英国公式訪問の枠組みの中で、ロンドンのトニー・ブレア研究所所長で元英首相のトニー・ブレア氏と会談した。
トー・ラム書記長は、トニー・ブレア氏との再会をうれしく思うとともに、ベトナムを含む多くの国の政策アドバイス、デジタル変革、グリーン経済発展、ガバナンス能力の強化を支援するトニー・ブレア研究所の取り組みと協力活動を歓迎した。
トー・ラム書記長は、ベトナムは英国との戦略的パートナーシップの推進を常に重視しており、英国はデジタル変革、再生可能エネルギー、イノベーション、行政における協力を協力の重要な柱と考えており、両国関係の深化に貢献していると確認した。
トニー・ブレア氏は、林鄭月娥書記長およびベトナム政府高官代表団に会えることを光栄に思い、ベトナムと英国の関係が包括的な戦略的パートナーシップに格上げされたことに祝意を表した。
トニー・ブレア氏は、ベトナムは現在世界の明るい分野であると断言し、トニー・ブレア研究所が金融センターの構築、デジタル変革、グリーンエネルギー戦略などの政策アドバイスなどの強力な分野でベトナムへの支援を強化する用意があることを強調した。
トニー・ブレア氏はまた、トニー・ブレア研究所は中所得国の罠に陥ることを避けるためにベトナムの発展を支援しアドバイスする用意があり、またベトナムの科学技術分野に投資する大企業をつなぐ架け橋としての役割を果たす用意があると述べた。
元英国首相は、トニー・ブレア研究所とベトナムのパートナーとの協力に喜びを表明し、今後数年間でさらに多くの協力が効果的に実施されると信じていると述べた。
トー・ラム書記長は、トニー・ブレア氏の提案を評価し、ベトナムは国の開発目標に合致した具体的で実践的な協力イニシアチブを常に歓迎し、有利な条件を作り出していると強調した。トニー・ブレア研究所が今後も多くの分野で両国の省庁、支局、企業、研究機関、大学間の協力を促進する架け橋であり続けることを示唆した。