韓国国防省は8月4日、国境沿いの反北メッセージを発するラジオスピーカーの撤去を開始したと発表しました。
この動きは、イ・ジェミョン大統領の指示に従って実施され、緊張を緩和し、両国間の対話に有利な環境を作り出すことを目的としています。
6月に就任直後、イ・ジェミョン政権は平壌政権を批判する広報放送システムを停止しました。これは、長年停滞していた接触を再開する善意を示す一歩と見なされています。
韓国国防省は、宣伝スピーカーの撤去は「両国間の緊張緩和に貢献するための実践的な措置」であると強調しました。
観測筋は、ソウルのこの動きは、平壌の強硬な姿勢を変えるとは限らないものの、ソフトな外交シグナルである可能性があると示唆しています。