11月12日、ベトナムサッカー連盟(VFF)のチャン・コック・トゥアン会長が2027年アジアカップ予選第2戦のラオス戦に臨む前にベトナムチーム全員を訪問し激励した。
チームが再集結して以来、選手たちがVFF会長から直接激励を受けたのは初めてで、重要なアウェイ旅行を前に士気を高めたと考えられる。

会談中、チャン・コック・トゥアン会長は、Vリーグでの激しい競争を経たチーム全体の努力とプロフェッショナリズムを認めた。彼は特に体力とパフォーマンスを維持する選手たちの精神を称賛し、1年近くの怪我の治療を終えてチームに復帰したばかりのグエン・スアン・ソンを祝福した。
チャン・コック・トゥアン氏は、各試合が2027年アジアカップ決勝への切符を獲得し、FIFAランキングでの順位を向上させる上で極めて重要であるため、チーム全体が残りの旅路で最高の集中力と決意を維持する必要があると強調した。

VFF会長はまた、5つの代表チームがアジア決勝への出場権を獲得した2025年のベトナムサッカーの目覚ましい成果を振り返り、男子チームがその一連の成功を継続するとの信念を表明した。
同氏は、キム・サンシク監督とチームの努力は成果を意味するだけでなく、国際舞台でのベトナムサッカーのイメージとブランドの向上にも貢献すると断言した。
これに対し、キム・サンシク監督はコーチングボードを代表してVFF首脳陣に感謝の意を表し、「次のラオス戦は2025年最後の試合となる。ファンに完全な喜びをもたらすために全力を尽くす」と述べた。

キャプテンのド・ズイ・マンも「選手それぞれに異なる役割と責任があるが、団結したチームを築き、困難を乗り越え、ファンの愛と信頼に応えるという同じ目標を持っている」とチーム全体の決意を表明した。
同じ午後、ベトナムチームはベトトリスタジアム(フート)で戦術練習を続け、11月15日のラオス行きに備えた。