VNAによると、レセプションでトー・ラム書記長は、日本とベトナムの両国で毎年恒例の祭りイベントや投資・労働セミナーを開催するのは神奈川県が初めてであると強調した。
書記長は、これらのイベントは今後も両国の人々を結びつける場であり、両国国民間の理解と友情の強化、文化交流、観光、経済協力の促進に貢献すると述べた。文化協力はベトナムと日本の間の友好協力関係に深みを生み出し、強固な基盤を築く重要な要素であることを強調。
黒岩祐治知事は書記長にご挨拶できることを光栄に思います。ハノイで開催されている第6回神奈川フェスティバルのほか、今回の訪問中にダナン市とホーチミン市で行われた一連の貿易投資促進、ビジネス、地域連携活動についてトー・ラム書記長に報告した。
黒岩祐治知事は、2015年に神奈川県で初のベトナムフェスティバルを開催してから10年が経ち、ベトナム企業が同県に投資し始めており、現在22社のベトナム企業が神奈川県で活動し、32の地方企業がベトナムに投資していると述べた。
黒岩祐治知事は、神奈川県が労働、人的交流、文化の分野でベトナムとの協力をさらに促進するとともに、県内企業のベトナムへの投資を奨励すると断言した。同省で実施されており、ベトナム保健省との協力文書の署名にも含まれているMEBYOイニシアチブ(人々の長生きで健康な生活を維持するためのイニシアチブ)を通じて、医療と高齢社会への対処に関する経験を共有する用意ができている。
黒岩祐治知事の提案に同意し、書記長は、今後も神奈川県が県の強みを促進し、投資協力、文化交流を促進し、ベトナムの地方との人材育成協力を強化していくだろうとの信念を表明した。神奈川県がベトナムと日本の文化祭を継続的に開催するよう提案した。
書記長は、神奈川県が、住み、学び、働いている4万人のベトナム人コミュニティと、県内のベトナム企業の活動に実質的な支援を提供し続けることを提案した。人口高齢化と医療への対応における州の経験の交流と共有を促進する。
会合で黒岩祐治知事はトーラム書記長に対し、400年以上前の長崎県でのゴック・ホア王女と日本の実業家荒木正太郎との真実の愛の物語に基づいたプロットのミュージカル「アニオ王女」の製作プロジェクトについて報告し、このミュージカルは2026年9月に神奈川県で初めて初演される予定であると述べた。