会談は、両国のサッカー協力を強化し、今後の交流活動を促進することを目的としています。
会談には、在ベトナム日本大使館の3番目の書記であるナカシマ・ユスケ氏、カワサキフタルレ(Jリーグ)クラブのリーダー、親善試合を主催するBrains Communication社の代表、およびVFF事務局長のグエン・ヴァン・フー氏も参加しました。
会談で、VFFのチャン・クオック・トゥアン会長は、大使としてのイト・ナオキ氏を祝福し、彼の任期が両国間の協力関係全般、特に両国サッカーの発展に貢献すると確信していると表明しました。
VFF会長は、VFFと日本サッカー連盟(JFA)が2018年に包括的な協力覚書を締結し、アップグレードして以来、両者は監督のトレーニング、代表チームのトレーニング、プロリーグ組織の経験の共有、ユースサッカーの発展など、多くの分野で実質的な協力関係を維持してきたと述べました。

さらに、Vリーグ、ダブルリーグ、代表チームの約18人の監督が、日本の国立サッカーセンターでProフェーズ2のトレーニングクラスに参加しています。このクラスは、JFAとVFFの専門家が直接指導しています。
人材面では、多くの日本人専門家がベトナムで技術ディレクター、大会運営、またはクラブやチームのコーチとして働いています。現在、ベトナムU-20女子代表チームの監督はオキヤマ・マサヒコ氏であり、今後、若い男性チームを担当する日本人専門家がさらに1人増えます。
イト・ナオキ大使は、VFFと協力する機会を得られたことを嬉しく思っており、両国のサッカー間の協力の可能性を高く評価しました。彼は、サッカーが文化の架け橋としての役割を強調し、JFAとVFF間の協力関係を継続的に支援し、促進することを約束しました。
この機会に、イトゥー・ナオキ大使は、ベトナム建国80周年(1945年9月2日~2025年9月2日)を記念してベトナムのクラブとの親善試合を開催するというカワサキフロンテルクラブの提案を転送しました。この試合は、日本クラブとベトナムサッカーの間の新たな協力の方向性、特に若手育成分野を開くことが期待されています。
VFF会長は提案を歓迎し、これは両国のクラブ間の専門的な協力を拡大する良い機会であると述べました。両当事者は、イベントを効果的に組織するために、関係機関に協力して準備するよう指示することに合意しました。