北朝鮮国営メディアは、同国がロシア・ウクライナ紛争で戦死した兵士の記念碑の建設を始めたと報じた。この動きは、金正恩朝鮮労働党委員長がロシアとの関係が「歴史的なピーク」にあると称賛したことを背景に行われた。
2022年2月にロシアがウクライナで軍事行動を開始して以来、北朝鮮はロシアの重要な同盟国として浮上している。北朝鮮はモスクワの戦いを支援するために数千人の兵士と武器コンテナを派遣したと言われている。
推定によると、主にウクライナと国境を接するロシアのクルスク地域で起きた戦闘で、少なくとも600人の北朝鮮兵士が死亡、さらに数千人が負傷した。北朝鮮による記念碑の公共建設は、紛争への直接関与と損失を認める異例のこととみられている。
KCNAが掲載した演説の中で、金正恩氏は自国の軍隊がロシアのクルスク地域に1年間駐留しており、ロシアが「決定的な勝利」を達成できるよう支援したことを称賛したと述べた。
金氏は、記念碑にはロシアで戦った北朝鮮兵士を称える彫刻のほか、戦争を描いた写真や芸術作品も展示される予定だと述べた。
この起工式には、マツェゴラ・ロシア大使や他の大使館関係者、多くの北朝鮮政府・軍関係者、戦死した兵士の家族らが出席した。
昨年、ロシアと北朝鮮は戦略的パートナーシップ協定に署名し、どちらかが攻撃された場合には双方が「軍事的およびその他の支援」を提供するという条項が盛り込まれた。モスクワでも平壌との関係を祝う美術展が開催された。