カメルーンのポール・ビヤ大統領は、10月12日に行われる大統領選挙で再選する意向を表明しました。これは、40年以上の政権下での8回目の選挙参加となります。
7月13日のソーシャルメディアで、ビヤ氏は「私は10月12日の大統領選挙の候補者です。安心してください。私は皆さんに奉仕することを非常に決意しています。私たちが直面している深刻な課題に立ち向かうことを決意しています」と書きました。
92歳で、ビヤ氏は現在世界で最も高齢の大統領です。彼は前任者のアフマドゥ・アヒドジョ氏が辞任した後、1982年に就任しました。長年の任期中、彼はカメルーン人民民主運動(CPDM)党の指導者であり、現在は次の選挙でこの党の正式候補です。
カメルーンは2008年に大統領任期制限を廃止し、ビヤ氏が引き続き立候補する道を開きました。
しかし、国内政治情勢は、長年の同盟国である2人の同盟者が与党連合から離脱し、今後の選挙で自発的に立候補すると発表したため、変動が起こっています。この動きは、地域および国際情勢が大きく変化する中で、数十年にわたって権力を維持してきたビヤ氏にさらなる圧力をかける可能性があると評価されています。
ビヤ氏の健康もかつて物議を醸した話題でした。昨年、彼は42日間公の場に姿を現さず、身体的な状態に対する懸念を引き起こしました。当時のカメルーン政府は、国家安全保障の理由で、彼の健康に関するすべての公の議論を禁止しました。
カメルーンの大統領任期は7年間続きます。10月に当選すれば、ビヤ氏は100歳近くまで在任を続ける可能性があります。