気象庁によると、日本の南部にある桜島火山が11月16日未明に噴火し、灰と煙の柱が高さ4,400メートルまで上がった。
これは国内で最も活発な火山の一つであり、今回の噴火は、鹿児島地方で多数の連続噴火が記録され続けている最中に発生した。地元当局者によると、被害は報告されていないという。
気象庁は、鹿児島県と隣接する宮崎県の一部に火山灰が降ると予想し、中程度の降灰が降っている地域では移動する際は体を覆い、傘やマスクを使用し、ゆっくりと車を運転するよう呼び掛けている。
桜島の警戒レベルは5段階のレベル3で維持され、火山地帯への立ち入りは制限される。
監視活動によると、火山は1日に複数回噴火を続けており、降灰の影響を受ける地域の近くに住む人々の生活に影響を与える危険性が高まっている。地元当局は、安全性を確保するために引き続き状況を注意深く監視していると述べた。