マレーシアのアンワル・イブラヒム首相は開会式で演説し、第47回ASEAN首脳会議に出席する全大陸のASEAN諸国の指導者、パートナー、友人を温かく歓迎した。
マレーシア首相は、東ティモールが正式にASEANの11番目の加盟国となったことを祝福し、これは協会の発展における歴史的なマイルストーンであり、ASEANファミリーの完成に貢献し、発展の過程で東ティモールを支援し、戦略的自治権を強化するというASEANのコミットメントを示すものであると強調した。
今後の方向性について、アンワル・イブラヒム首相は、ASEANは経済連携の深化、貿易の拡大、競争力の向上、経済協力協定の効果的な実施に加え、ASEAN送電網、ブルー・オーシャン経済枠組み、電気自動車エコシステムなどの接続性とグリーン成長を支援する取り組み、経済協力の強化など、地域の平和と繁栄という共通の目標に向けて協力を強化し続ける必要があると述べた。番号…
保護主義的な傾向と世界のサプライチェーンの変化に直面して、アンワル・イブラヒム首相は、ASEANが既存の関係をさらに深化させるとともに、新たなパートナーシップを確立する用意があると示唆した。
開会式の枠組みの中で、ASEAN指導者らは東ティモールがASEANの11番目の加盟国となることを正式に認める宣言に署名した。
加盟式典で講演した東ティモールのカイ・ララ・ザナナ・グスマン首相は、ASEANへの正式加盟は歴史的な節目であり、粘り強く着実な歩みを経て統合への同国の願望を実現するものであると断言した。
グスマン首相は、東ティモールの準備過程に同行し支援してくれた加盟国とパートナーに感謝の意を表した。東ティモールはASEANを自然な共通の故郷であり、将来に向けた戦略的な選択であると考えていることを強調。
この機会に、グスマン首相は、ASEAN憲章に定められた規制と義務を完全に遵守し、連帯と協力を促進し、平和で豊かな人間中心の地域を目指すASEAN共同体ビジョン2045に積極的に貢献するという東ティモールの決意を再確認した。