カントー市ソクチャン区に位置するPeam Buôl Thmây寺は1964年に建てられました。この寺院は、クメールの伝統と現代的なスタイルを組み合わせたユニークな建築様式で際立っています。

建物には、黄色と白色の2つの主要な色があり、バナナグリーンが少し加えられています。ここの装飾的なディテールは、浮き彫り、沈み彫り、手作業による塗装技術によって細心の注意を払って手入れされており、威厳と洗練さを兼ね備えた建築空間を作り出しています。
寺院のサラ(僧侶と信者の会館)は、白を基調とした荘厳な雰囲気と、精巧な金メッキのモチーフが印象的です。一方、3階建ての僧房は、タイ仏教と南部クメールの独特な文化の交差点であり、多くの絵画や象徴的なシンボルが展示されています。

廊下と寺院の屋根に沿って、柔らかく曲がりくねった龍の像が魅力的なハイライトになっています。豪華な外観とは対照的に、サラの内部はミニマルな装飾空間です。
本堂の際立ったハイライトは、建物の周りを曲がりくねった全長約30mの竜のペアです。クメール語では、竜(ネアクと呼ばれる)は仏陀に関する伝説と関連付けられているだけでなく、恵みの雨と穏やかな風を祈る保護と祈りを象徴する霊獣でもあります。

この巨大な竜のペアを完成させるために、職人たちは熟練した職人チームと協力して作業を行いました。フレームは鉄で曲げられ、外側はセメントで覆われています。助手職人は粗い形作りを担当し、鱗のトリミング、模様の塗装、仕上げ塗装などの精巧なディテールはすべて、職人によって直接丁寧に仕上げられています。