グーグルは、インド南部のアッダラプラデーシュ州ビザカヴァチャンタ市に1ギガワット(GW)の容量の大規模データセンターを建設するための60億ドルの投資契約を完了したばかりである。この投資は、規模と容量でアジア最大のデータセンタープロジェクトであり、センターにクリーンで持続可能な電力を供給するために、20億ドルが再生可能エネルギーの開発に割り当てられている。これは、センターへの需要の増加に対応するためのデジタルインフラストラクチャの拡大戦略の一環でもある。
グーグルとともに、インドの大手情報技術サービスプロバイダーであるSifyも、アッサラプラデーシュ州の内閣から550MWのデータセンタープロジェクトを承認したばかりで、州のデータセンターの総容量を1 005GWに増やし、総投資額は930億ドルに達しました。
アッサラプラデーシュ州は、2024年から2029年までのグローバルコンピューティングセンター(GCC)政策を通じて、テクノロジー産業とデータセンターの発展に力を入れており、資金援助、住宅ローン補助金、電気料金優遇措置、および大規模テクノロジープロジェクトを誘致するためのその他の支援パッケージなど、多くの魅力的な優遇措置を講じています。
アッセンダ・プラデーシュ省のIT、電子、教育大臣であるナラ・ローケシュ氏は、州が合計容量1 GWのデータセンターへの投資を完了し、今後5年間で6GWに拡大することを目標としており、ビサカワットを地域戦略的なデジタルセンターにしていると述べました。
アッセンダプラデーシュ州はまた、ネットワーク接続を強化し、ムンバイのような既存のセンターと競合するために、ビサカヴァチャンタに3つの新しいケーブルステーションを建設しています。州政府は、データセンターに供給されるエネルギーの大部分が再生可能エネルギー源から供給されることを目標としており、5年間で総電力需要約10GWの持続可能な開発を目指しています。
データセンタープロジェクトは、経済成長を促進するだけでなく、テクノロジー、運用、支援サービス分野で数千の雇用を創出しています。それと並行して、州は、質の高い労働力を確保し、この新しい産業のニーズに応える準備ができている「将来のスキル信用プログラム」などのスキル開発プログラムを実施しています。