ブラジル労働者センター(CTB)の第6回全国大会は、8月7日から9日までサンパウロ(ブラジル、バハダ州)で開催され、「ブラジルを変えるための団結と闘い – 民主主義、国家主権、適切な雇用と共に発展するブラジル」というスローガンを掲げました。
大会には、国内から1 000人以上の代表者と、20の国と地域から40人の国際代表者が集まりました。

総会では、金利引き下げ、賃金引き下げなしの労働時間短縮、週ごとの労働時間短縮、労働者の権利保護の強化、民主主義と国家主権の強化など、主要な内容について議論し、決定しました。同時に、極右主義の台頭、世界貿易の変動、BRICSの役割、ガザ地区での危機などの国際問題について意見交換を行いました。
これに先立ち、総会の枠組みの中で国際会議がCTBによって「労働者階級に対する地政学的多極化の課題」をテーマに開催されました。
ベトナム労働総同盟副会長のファン・ヴァン・アイン氏が代表団長を務めたベトナム労働総同盟代表団は、大会に出席し、祝辞を述べ、ブラジルの労働組合運動と労働者階級とのベトナム労働組合組織と労働者の団結を示しました。
ベトナム労働総同盟のファン・ヴァン・アイン副会長も国際会議に参加し、講演を行いました。同時に、CTBのリーダーシップと、キューバ、南アフリカ、エクアドル、アルゼンチンなど、大会に参加するいくつかの国の労働組合指導者と情報交換、協力の可能性について会合しました。